買いたい人よりも売りたい人が多い時代に最も重要なスキル

買いたいという人より売りたいという人の方が多い時代

今に始まったことじゃないですよね。

アパレル業界も

・ZARA

・H&M

・UNIQLOなど

美容業界の美容室の多さ。


同じ服でも、同じ髪を切るお店でも『売りたい』という人が増えていることは事実ですよね。

服や美容室だけではありません。世の中の商品やサービスなどを売っているほとんどが売りたい人で溢れています。

オンラインでもオフラインでも同じです。

では買う人は何をしますか?

そうです。『比較』をします。どのお店に行こうかなとインターネットなどを使って『比較』するんですよね。

皆さんもそうですよね。なので『比較』しているお客様に自分のお店を選んでもらわないといけないわけです。

これがまず1つ。


コンビニって給料変わらないですよね


コンビニで働くことを否定しているわけではありませんが、仮にあなたが全国のコンビニで

日本一売り上げを上げたとします。あなたの給料は変わりますか?バイトなら多少時給が変わるかもしれません、正社員なら?多少手当てが付いたとしても来月はまた同じ。変わらないと言ってもいいくらいです。

それはなぜか。2つあります。

すべてのことがマニュアル化されている

レジの前にいる人は99.9%買うお客様

こういった職場では給料は変わらないということです。

仕事が作業化された環境じゃ人に価値はないですよね。どんなに無愛想でも元気、やる気なくてもマニュアル通りにさえやっていれば仕事がこなせる作業。作業はロボットでいいわけですから。


価値とは作業ではなく『提案』につく。

価値のある人材に給料は支払われる。


言われたことしかやらない人なんて価値がないということ。作業になっているからあなたじゃなくてもいいってことです。

人と何か違うものを売ろうとせず、今持っているものの提案を変えてみる。


美容室でもカット料金が1000円のところもあれば5000円のところもあります。

髪を切る行為は一緒なのに料金が違う。

何が違うか考えたことありますか?

何を売っているかというと

今話した通り『提案』なんですよね。なんとなくわかりますか?


美容師に価値がつかない一言

「今日はどういう髪型にしますか?」皆さん美容師なら思い当たるんじゃないでしょうか?実際僕も既存でいつも来てくださっているお客様に「今日はどうしますか?」って聞いたことあります。

流石に新規のお客様にはしないし、再来3回くらいまでは毎回こちらから提案していました。いつも来ているお客様が突然来なくなった経験ありますが、それは慣れすぎて提案を疎かにしてしまったことなんじゃないかなと今では思います。

なので、「今日はどういう髪型にしますか?」という発言をした時点で

髪を切る=作業になっています

ではなく、

髪を切る=提案

にしていかなければいけないということです。


買いたい人よりも売りたい人が多い『比較』の時代


商品での差別化が次々と難しくなっている時代です。

じゃあ他店が入れていない新しい商品を入れるだとか、新しいクーポンを発行するとか

そういうことではないんです。なぜかというと、

新しく『タピオカ』が流行りました。今じゃ当たり前ですけど、出た当時は新しい『商品』

です。でも実際どうなりましたか?一瞬で全国に広がりました。そういった商品で差別化するということではありません。

安さでもない、キャンペーンでもない。

提案の差別化 他社と変えていくということ

そこを考えていきましょう。


ここまでをまとめると、

・サービスや商品を顧客視点で競合と違うと見せることが最も重要な仕事であり価値がある行動

・価値とは作業ではなく提案につく

・買いたい人よりも売りたい人が多い比較の時代

・提案の差別化 他社と変える

・売り物を変えるのではなく売り方を変える


実際ここまで簡単なことしか書いていませんが、とても重要なことだと思います。すべてのお店がやっていない現状なので、あなたのお店は今から取り組んでみたらどうでしょうか?




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